ヘッジトリマーの片刃と両刃の違い|刃の長さの選び方【2026年版】
ヘッジトリマーの片刃と両刃の違いを、刈り方・向く生垣・重さの3点で整理します。刃の長さは360mmから710mmまで、マキタ MUH367DZ・MUH467DZ、ゼノア HT220-60・HT220-75、ハスクバーナ 122HD45の公称スペックを当てはめて、生垣の高さと幅に合う1台を選べるように解説します。
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腰の高さの生垣を年に2回刈る家なら、両刃で刃の長さ400mm前後のヘッジトリマーが扱いやすい組み合わせです。では、長い生垣や高い生垣ではどう選べばいいのでしょうか? ヘッジトリマーの片刃と両刃の違いは、刃の片側だけに歯があるか両側にあるかで、それによって刈り方と向く生垣が変わります。この記事では刃の形式と長さの2つから、自宅の生垣に合う1台を絞り込む方法をまとめました。
この記事でわかること:片刃と両刃の構造と刈り方の違い、生垣の高さ・長さ別の刃の長さの目安、エンジン式と充電式での選び分け。
ヘッジトリマーの片刃と両刃の違いを比較
まず構造の違いを押さえておきます。両刃は刃の左右両側に歯が並び、片刃は片側だけに歯があります。
| 項目 | 両刃 | 片刃 |
|---|---|---|
| 歯の位置 | 刃の左右両側 | 刃の片側のみ |
| 刈り方 | 左右どちらに振っても切れる | 歯のある側に向けて刈る |
| 得意な作業 | 側面を往復しながら刈る | 天面を長い刃で水平にそろえる |
| 刃の長さ | 家庭用の短め〜標準が多い | 長刃の業務向けモデルに多い |
| 向く人 | 家庭の生垣を側面も天面も刈る人 | 長い生垣の天面をそろえる人・造園作業 |
両刃は振る向きを選ばないため、側面を上下・左右に往復させながら刈り進められます。家庭用の生垣で迷ったら、まず両刃から検討すると失敗が少なくなります。
片刃は、歯のない側が刈った枝葉を片側に寄せやすく、天面を水平に刈りそろえる作業で使われてきた形式です。ゼノア HT220-60は商品名に「片刃575mm」と記載された片刃のエンジン式です。

ハスクバーナ・ゼノア ヘッジトリマ HT220-60 片刃575mm 21.7cc
質量4.0kgと軽量な国産エンジン式ヘッジトリマー。ブレード長575mmで取り回しやすく、排気量21.7ccのエンジンを搭載した家庭から本格利用まで扱える一台。
- 日本製で質量4.0kgと軽量なため長時間の作業でも疲れにくい設計
- ブレード長575mmで取り回しやすく細かい剪定にも対応しやすい
- 排気量21.7ccのエンジンを搭載しコードレスで自由に作業ができる
- 刈刃高さ23mm・ピッチ37mmで太い枝もしっかり剪定しやすい仕様
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両刃のヘッジトリマーが向く生垣と使い方
両刃が力を発揮するのは、高さ1.5m前後までの生垣を側面から刈る作業です。生垣に沿って歩きながら、刃を往復させて刈り進められます。
ハスクバーナ 122HD45は、商品名に「両刃タイプ」と記載されたエンジン式です。刃長45cm・質量4.7kgで、排気量21.7ccのエンジンを積みます。

ゼノア ハスクバーナ エンジンヘッジトリマ(両刃タイプ) 122HD45 966532301
排気量21.7ccの両刃エンジン式ヘッジトリマーです。刃長45cmで質量4.7kgと比較的軽量で、太い枝も安定して刈り込める本格仕様になっています。
- 排気量21.7ccのエンジンを搭載し、太い枝や硬い生垣もパワフルに刈り込める
- 両刃タイプのため、往復どちらの動きでも切断でき作業効率が高い
- 刃長45cm・質量4.7kgで、取り回しやすさを重視したバランス設計
- 耳元騒音レベル93dBで、屋外エンジン機として標準的な静音性を確保
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片刃のヘッジトリマーが向く生垣と使い方
片刃の長刃モデルが向くのは、長さ10mを超えるような生垣の天面を、一定の高さで水平に刈りそろえる作業です。刃が長いぶん、1回の動作で刈れる幅が広がります。
ゼノア HT220-75は商品名に「片刃710mm」と記載された長刃仕様で、三面研磨ブレードを採用しています。広い範囲を効率よく刈りたい人や、造園作業に近い使い方をする人向けです。

ハスクバーナ・ゼノア エンジン式剪定機 ヘッジトリマー HT220-75 片刃710mm 21.7cc
ブレード長71cmの長刃仕様で広範囲の生垣剪定に対応するエンジン式ヘッジトリマー。三面研磨ブレードとマグネシウムギアケースを採用し、プロの造園作業にも耐える耐久性を備える。
- ブレード長71cmの長刃仕様で広範囲の生垣剪定を効率よく進められる
- 全長113cmのバランス設計により操作性と安定性を両立している
- 三面研磨ブレードを採用しており滑らかな切断を実現できる構造になっている
- マグネシウムギアケース採用で耐久性が高く長く使いやすい設計となっている
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ただし、片刃の長刃モデルは本体が長く、重心が前に寄ります。家庭で年に数回使う程度なら、取り回しやすい両刃の標準サイズのほうが疲れにくいでしょう。
片刃・両刃のエンジン式ヘッジトリマーを比べる
片刃の長刃モデルと両刃の標準モデルの価格を確認できます。
※価格・在庫状況は変動します。購入前にご確認ください。
ヘッジトリマーの刃の長さの選び方
刃の形式を決めたら、次は刃の長さです。刃が長いほど一度に刈れる幅は広がりますが、本体が重くなり、先端がぶれやすくなります。下の表は当サイトの目安です。
| 生垣の状態 | 刃の長さの目安 | 該当する機種の例 |
|---|---|---|
| 低い生垣・庭木の手入れ | 360〜400mm | マキタ MUH367DZ、MUH407DZ |
| 一般的な家庭の生垣(高さ1.5m前後) | 400〜460mm | マキタ MUH467DZ、ハスクバーナ 122HD45 |
| 長さ10m超・天面を広く刈る | 500〜710mm | ゼノア HT220-60、HT220-75、新ダイワ HT2211S-750B |
| 高さ2m前後で脚立を使いたくない | ポール型(刃物長500mm) | マキタ MUN501WDZ |
刃の長さと価格を一覧にすると次のとおりです。刃物長と刈込幅は各メーカーの公称値です。
| 機種 | 動力 | 刃の形式 | 刃物長 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| マキタ MUH367DZ | 充電式18V | 商品ページで確認 | 360mm | ¥14,800 |
| マキタ MUH407DZ | 充電式18V | 商品ページで確認 | 400mm | ¥14,533 |
| マキタ MUH467DZ | 充電式18V | 商品ページで確認 | 460mm | ¥16,335 |
| ハスクバーナ 122HD45 | エンジン21.7cc | 両刃 | 450mm | ¥27,882 |
| ゼノア HT220-60 | エンジン21.7cc | 片刃 | 575mm | ¥68,190 |
| ゼノア HT220-75 | エンジン21.7cc | 片刃 | 710mm | ¥91,089 |
| 新ダイワ HT2211S-750B | エンジン21.2cc | 商品ページで確認 | 刈込幅710mm | ¥57,400 |
充電式のマキタ MUH407DZは、家庭の生垣で候補になる機種として、刃の形式ではなく刃物長400mmで選ぶ1台です。刃の形式は購入前に商品ページと取扱説明書の仕様欄で確認してください。マキタの18Vバッテリーを持っている人は、本体だけ買い足せます。

マキタ(Makita) 400ミリ充電式生垣バリカン 18V バッテリ・充電器別売 MUH407DZ
刃物長400mmの標準的な生垣バリカン。取り回しの良さと十分なカット能力をバランス良く両立し、一般家庭の生垣剪定に幅広く使える万能サイズの一台。
- 刃物長400mmで一般家庭の生垣に適したバランスの良いサイズ設計
- 18Vバッテリ駆動で軽量ながら十分なパワーの刈込み作業ができる
- 三面研磨の新・高級刃を採用しており切り口がとてもきれいに仕上がる
- 低騒音設計なので早朝の作業や住宅密集地でも気兼ねなく使えて便利
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初めての1台なら、マキタ MUH367DZのような360mmの短い刃から始める方法もあります。軽く小回りが利くので、庭木の形を整える細かい作業にも使えます。

マキタ(Makita) 360ミリ充電式生垣バリカン 18V バッテリ・充電器別売 MUH367DZ
刃物長360mmのコンパクトな生垣バリカン。軽量で小回りが利き、初めて生垣バリカンを使う人や小規模な庭にとてもちょうど良い入門向けサイズの一台。
- 刃物長360mmで軽量・取り回しやすいコンパクトな設計になっている
- ラインナップの中でも最安クラスで初心者の入門機として選びやすい
- 18Vバッテリを共有できマキタ工具ユーザーは追加投資が少なくて済む
- ロックオフレバーを備えており不意の誤作動をしっかり防止できる
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¥14,800
一般的な家庭の生垣で、刈る量がやや多い人には460mmのマキタ MUH467DZが合います。メーカーはカット数4,000回/分と公表しています。

マキタ(Makita) 460ミリ充電式生垣バリカン 18V バッテリ・充電器別売 MUH467DZ
刃物長460mmの標準サイズ生垣バリカン。カット数4,000回/分の高速カットと二重防振構造で、庭木の剪定を素早く快適にこなせる中〜大規模向けの一台。
- 刃物長460mmで中〜大規模な生垣の剪定にもしっかり対応する
- カット数4,000回/分で従来機と比べて約20%の高速化を実現している
- 二重防振構造と超低騒音設計で住宅街での早朝作業にも向いている
- 防滴・防じん構造「アプト」を採用しメンテナンスの手間が少ない設計
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高い生垣はポール型も検討する
高さ2m前後の生垣を脚立に乗って刈るのは、転落の危険が高い作業です。手の届かない高さを刈るなら、ポール型ヘッジトリマーを検討してください。
マキタ MUN501WDZは刃物長500mmのポール型で、ワンタッチで刃の角度を6段階に変えられます。枝を噛み込んだときに逆転して外すカミコミ解除機能も備えます。

マキタ(Makita) 500mmポールヘッジトリマ 18V バッテリ・充電器別売 MUN501WDZ
全長2m超のポール型ヘッジトリマ。高所や奥行きのある生垣を脚立なしで剪定でき、刈込幅500mmで作業効率もとても高い上級者向けモデルの一台。
- ポール式なので高さ2m前後の生垣も脚立なしで剪定できる設計になっている
- 刈込幅500mm・3段変速で作業内容に合わせて速度を調整できる仕組み
- 180度折畳み構造を採用しコンパクトに収納・持ち運びができて便利
- カミコミ解除機能で枝の噛み込みを逆転動作ですぐに解消できる設計
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作業前に保護めがね・防護ズボン・手袋・すね当てを必ず着用してください。キックバックや巻き込まれによる重大事故が実際に発生しています。本記事は製品選びの参考情報であり、安全な使用方法はメーカーの取扱説明書に従ってください。
エンジン式は混合ガソリンを使うため、混合比は本体メーカーの指定に従ってください。屋内や車庫内でエンジンを始動すると一酸化炭素中毒の危険があります。燃料のそろえ方は混合燃料のおすすめ、比率の決め方は混合油の作り方にまとめています。
ヘッジトリマーの片刃と両刃に関するFAQ
家庭の生垣には片刃と両刃のどちらが向いていますか?
高さ1.5m前後までの一般的な生垣を、側面も天面もひとりで刈るなら両刃が扱いやすいです。左右どちらに振っても切れるので、側面を往復しながら刈り進められます。天面を長い刃で水平にそろえる作業が中心なら、片刃の長刃モデルも候補になります。
ヘッジトリマーの刃の長さは何mmを選べばいいですか?
当サイトの目安では、低い生垣や庭木の手入れが中心なら360〜400mm、一般的な家庭の生垣なら400〜460mm、長さ10mを超える生垣や高い生垣の天面を刈るなら500mm以上です。刃が長いほど一度に刈れる幅は増えますが、本体は重く先端がぶれやすくなります。
刃が長いヘッジトリマーは初心者には難しいですか?
刃が長いほど重心が前に寄り、腕と腰への負担が増えます。刃先が狙った位置からずれやすいため、慣れないうちは刈り込みすぎの原因にもなります。初めての1台なら400mm前後から始め、物足りなければ長い刃やポール型を追加するほうが失敗が少なくなります。
脚立に乗って高い生垣を刈っても大丈夫ですか?
脚立の上で両手を使う作業は、転落の危険が高くなります。高さ2m前後の生垣は、脚立を使わずに届くポール型ヘッジトリマーを検討してください。脚立を使う場合は、平らで安定した地面に設置し、天板に乗らない、身を乗り出さないといった取扱説明書の注意を守ります。
まとめ:ヘッジトリマーの片刃と両刃の違いと選び方
ヘッジトリマーの片刃と両刃の違いは、歯が片側か両側かにあり、両刃は側面の往復刈り、片刃は長刃での天面の水平刈りに向きます。
- 家庭の生垣を側面も天面も刈るなら、両刃・刃の長さ400〜460mmが基準
- 長い生垣の天面を広くそろえるなら、片刃の長刃モデル(575〜710mm)
- 高さ2m前後の生垣は、脚立を使わないポール型
機種ごとの詳しい比較は、エンジン式ならエンジン式ヘッジトリマーおすすめ4選、充電式なら充電式ヘッジトリマーおすすめ5選を参考にしてください。
生垣に合う刃の長さで選ぶ
充電式の標準モデルからポール型まで、刃物長別に価格を確認できます。
※価格・在庫状況は変動します。購入前にご確認ください。