チェーンソー防護ズボンの選び方|チャップスとの違い【2026年版】

チェーンソーの保護具を、防護ズボン・チャップス・防護ブーツ・防護手袋・保護めがねに分けて比較します。EN381のクラス1の意味、ズボン型とチャップス型の違い、サイズ選びの注意点を整理し、庭木の伐採や薪づくりを始める家庭の利用者が装備を揃える手順をまとめました。

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庭の木を切るために、チェーンソーを買ったあと、どんな装備を揃えればよいのか迷っていませんか? 本体の価格に目が向きがちですが、脚や手を守るチェーンソーの保護具は、事故の重さを左右する備えです。この記事では、防護ズボンとチャップスの違いを軸に、防護ブーツ・防護手袋・保護めがねまで、庭や薪づくりで使う装備を揃える手順を整理します。

脚の保護は、動きやすさを取るならズボン型、着脱の速さを取るならチャップス型が目安です。どちらも、EN381のクラス1適合など、規格の記載を確認して選びます。

注意:

作業前に保護めがね・防護ズボン・手袋・すね当てを必ず着用してください。キックバックや巻き込まれによる重大事故が実際に発生しています。本記事は製品選びの参考情報であり、安全な使用方法はメーカーの取扱説明書に従ってください。

本体の選び方はチェーンソーの選び方で先に確認してください。

重要:

業務としてチェーンソーを使う作業には、労働安全衛生法に基づく特別教育の受講が必要です。個人の作業でも、講習会や販売店の案内で使い方を確認してから始めてください。


チェーンソーの保護具は5つの部位で揃える

保護具は、脚・足・手・目・頭の5部位で考えると、抜けがなくなります。本記事では、商品ページで確認できる脚・足・手・目の装備を扱います。

部位装備本記事で扱う商品
脚防護ズボン・チャップスOregon・ハスクバーナ・HiKOKI
足防護ブーツOregon ユーコン
手防護手袋ミドリ安全 MTC S
目保護めがねミドリ安全 VG505F
すねすね当て(刈払機兼用)HiKOKI 0060-0021

ヘルメットとフェイスシールド、イヤーマフは、規格と適合を確かめられる商品を確認できなかったため、本記事では扱いません。伐採を行う場合は、販売店で規格適合品を選んでください。


防護ズボンとチャップスの違い

項目ズボン型巻きつけ型
着け方作業ズボンとして履く作業ズボンの上から巻く
動きやすさ体に沿って追従しやすい動くとずれることがある
着脱履き替えが必要速く着脱できる
向く場面頻繁に使う・長時間作業短時間の剪定・薪づくり

防護層は、鎖が当たると繊維が絡んで鎖の動きを止める仕組みです。脚の前面を守るもので、背面や側面は守らない製品もあります。商品ページで防護範囲を確認してください。


ズボン型:Oregon ユーコン クラス1

Oregon(オレゴン) チェンソー用防護ズボン ユーコン クラス1 Mサイズ(295435/M)

Oregon(オレゴン) チェンソー用防護ズボン ユーコン クラス1 Mサイズ(295435/M)

4.4

チェーンソーの刃から脚を守る防護ズボン。クラス1規格に対応し、万一の接触時にも切創を和らげる設計で、伐採や薪づくりの脚部保護具として最初に検討しやすい一着です。

  • クラス1対応の防護層が、脚への切創リスクを下げてくれる
  • Oregonの防護具ラインで入手しやすく、購入先が明快な定番
  • チャップスより動きに追従しやすい、ズボン型の脚部保護具
  • サイズ展開があるため、購入前に寸法表の確認が欠かせない

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¥14,013

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クラス1対応の防護層を備えたズボン型です。体に沿って動くので、枝を払いながら歩く作業や、長時間の薪づくりに向きます。サイズ展開があるため、購入時は寸法表の確認が必要です。

基準の価格は¥14,013です。


ズボン型:ハスクバーナ・ゼノア 防護ズボン

ハスクバーナ・ゼノア 防護ズボン プロテクティブズボン C-II E S 46 EN381 クラス1適合 529519446

ハスクバーナ・ゼノア 防護ズボン プロテクティブズボン C-II E S 46 EN381 クラス1適合 529519446

3.9

チェーンソーメーカー純正の防護ズボン。EN381のクラス1に適合し、作業時の脚部保護に使えます。純正ブランドなので、機械と保護具をそろえたい人が比較しやすい商品です。

  • EN381クラス1適合の防護ズボンで、脚の切創を抑えられる
  • チェーンソーメーカー純正で、保護具の信頼性を確かめやすい
  • Oregonよりやや安く、純正品を比較検討しやすい価格帯
  • サイズ違いが多いため、購入前に着用寸法の確認が必須

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¥12,199

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チェーンソーメーカー純正で、EN381のクラス1に適合する防護ズボンです。ハスクバーナやゼノアのチェーンソーを使う人は、機械と保護具を揃えやすい選択になります。Oregonよりやや安い価格帯で、比較して選べます。サイズ違いが多いため、着用寸法を確認してください。


巻きつけ型:Oregon 軽量チャップス

OREGON(オレゴン) 軽量チャップス 575780 チェーンソー防護用 切断防止 EU安全認証 EN381-5 クラス1適合性能

OREGON(オレゴン) 軽量チャップス 575780 チェーンソー防護用 切断防止 EU安全認証 EN381-5 クラス1適合性能

4.1

チェーンソー作業時の脚部切創を防ぐ防護チャップスです。EN381-5クラス1認証の6層防護繊維を採用し、従来品より約3分の2軽量になっています。

  • EU安全規格EN381-5クラス1(20m/s)に適合した切創防止性能を確保
  • 防護繊維6層構造ながら約1kgと、従来モデル比2/3の軽さを実現
  • ウエスト最大約120cmまで対応しており、サイズ調整幅が広い
  • チェーンソー用刃物メーカーOregon製のため、信頼性が高い

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¥8,919

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EN381-5クラス1(20m/s)に適合し、防護繊維は6層構造です。重さは約1kgで、従来モデルの3分の2の軽さをうたいます。ウエストは最大約120cmまで対応し、調整幅が広い点も特徴です。


巻きつけ型:HiKOKI 0060-1470

HiKOKI(ハイコーキ) チャップス 0060-1470 チェンソー用 防護具

HiKOKI(ハイコーキ) チャップス 0060-1470 チェンソー用 防護具

4.2

HiKOKI製のチェンソー用チャップス。腰から脚にかけて巻いて使う防護具で、手持ちの作業ズボンの上から着けやすく、薪づくりや庭木の伐採に使う家庭向けに向いています。

  • 手持ちの作業ズボンの上から着けられるチャップス型の防護具
  • HiKOKIのチェンソー利用者が純正で揃えやすい保護具
  • 着脱が速く、庭木の剪定や薪づくりの作業で使いやすい
  • 防護規格や対応クラスは商品ページ・取説での確認が必要

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¥10,000

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HiKOKIのチェンソー用チャップスで、手持ちの作業ズボンの上から着けられます。着脱が速く、庭木の剪定や薪づくりに使いやすい形です。防護規格や対応クラスは商品ページや取扱説明書で確認してください。



足元・手・目の保護具

防護ブーツ:Oregon ユーコン クラス1

Oregon(オレゴン) チェンソー防護ブーツ ユーコン クラス1 サイズ39(25.5cm)(295449/39)

Oregon(オレゴン) チェンソー防護ブーツ ユーコン クラス1 サイズ39(25.5cm)(295449/39)

4.3

足先と甲の切創を想定したチェンソー用の防護ブーツ。クラス1に対応し、伐採や玉切り作業で脚元まで保護具をそろえたい人に向く、安全靴型の本格的なモデルです。

  • チェーンソー作業を想定したクラス1の足元保護具で足を守る
  • 防護ズボンと同じユーコン系で、装備を統一しやすい組み合わせ
  • 足先の保護力が必要な、伐採や玉切り作業を行う人向けの靴
  • サイズ展開が限られるため、足寸との適合確認が必要な商品

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¥19,800

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足先と甲の切創を想定した防護ブーツです。伐採や玉切りなど、足元に近い作業で装備を統一したい人に向きます。サイズ展開が限られるため、足の寸法との適合を確認してください。

防護手袋:ミドリ安全 MTC S

[ミドリ安全] 防護手袋 チェーンソー 作業用 やぎ革 MTC S 1双

[ミドリ安全] 防護手袋 チェーンソー 作業用 やぎ革 MTC S 1双

5.0

チェーンソー作業中の切創リスクから左手を守る本格的な防護手袋です。EN ISO 11393-4クラス1適合の防護部材を内蔵し、やぎ革の手のひらで握りやすさも確保しています。

  • EN ISO 11393-4クラス1・EN 388適合の防護性能を左手に確保している
  • 手のひらはやぎ革製で、チェーンソーをしっかり握れる操作性を両立
  • 手の甲はポリエステル、防護部材はポリエチレンを内蔵した多層構造
  • 安全用品大手ミドリ安全製のため、品質・入手性ともに安心して選べる

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¥4,783

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EN ISO 11393-4クラス1・EN 388に適合した防護手袋です。左手の防護を想定した設計で、手のひらはやぎ革でチェーンソーをしっかり握れます。商品は1双で販売されています。

保護めがね:ミドリ安全 VG505F

[ミドリ安全] ビジョンベルデ 保護めがね VG505F ゴーグラス 通気孔あり 両面曇り止め UVカット めがね併用可

[ミドリ安全] ビジョンベルデ 保護めがね VG505F ゴーグラス 通気孔あり 両面曇り止め UVカット めがね併用可

4.5

刈払機作業中の飛散物から目を守るゴーグルタイプの保護めがねです。JIS T8147適合で両面曇り止め・UVカット付きの実用的な仕様になっています。

  • JIS T8147・ANSI Z87.1規格に適合し、飛散物から目をしっかり保護する
  • 通気孔付きの設計で曇りにくく、長時間の刈払作業でも快適に使える
  • 眼鏡の上から掛けられるゴーグラス形状のため、汎用性が高い設計
  • 重量102gの軽量設計のため、装着時の疲労感を抑えられる仕様

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¥2,600

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¥3,812

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JIS T8147・ANSI Z87.1に適合した保護めがねです。通気孔付きで曇りにくく、眼鏡の上から掛けられます。重量は102gと軽く、長時間の作業でも負担を抑えられます。

すね当て:HiKOKI 0060-0021

HiKOKI(ハイコーキ) レガース エンジン工具用すね当て 1組2個入 0060-0021

HiKOKI(ハイコーキ) レガース エンジン工具用すね当て 1組2個入 0060-0021

3.7

刈払機・チェンソー作業中に飛び石や刃先が接触することからすねを守る純正レガースです。左右2個入りのため、着脱も簡単に行える設計になっています。

  • 刈払機・チェンソー兼用で、すね部分を飛び石や刃先から保護する
  • 電動工具大手HiKOKI純正で、ベルト調整による安定した装着ができる
  • 1組2個入りのため、両足分をまとめて過不足なく用意できる構成
  • エンジン機・電動機のどちらの作業でも使える汎用的な設計になっている

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刈払機・チェンソー兼用のすね当てです。すねを飛び石や刃先から守り、1組2個入りで両足分を用意できます。


用途別の選び分けと比較表

  • 頻繁に薪づくりや伐採をする → ズボン型(Oregon ユーコン・ハスクバーナ純正)
  • 短時間の剪定が中心 → 巻きつけ型(Oregon 軽量チャップス・HiKOKI)
  • 足元の作業が多い → 防護ブーツ
  • 機械と同じメーカーで揃えたい → ハスクバーナ・ゼノア純正、HiKOKI

刃の手入れが雑だと、キックバックの危険が増します。目立ての基本はチェーンソーの目立てガイドで確認できます。

装備商品規格などの記載
ズボン型Oregon ユーコンクラス1対応
ズボン型ハスクバーナ・ゼノアEN381 クラス1適合
巻きつけ型Oregon 軽量チャップスEN381-5 クラス1
巻きつけ型HiKOKI 0060-1470商品ページで確認
手袋ミドリ安全 MTC SEN ISO 11393-4 クラス1
保護めがねミドリ安全 VG505FJIS T8147
脚部保護

用途に合う防護ズボン・チャップスをチェック

頻繁に使うならズボン型、短時間の剪定なら巻きつけ型が目安です。

※価格・在庫状況は変動します。購入前にご確認ください。


保護具を選ぶときの注意点

防護ズボンは、サイズが合わないと動きにくく、作業中にずれて防護範囲から外れます。ウエストと股下を測り、寸法表で確認します。重ね着をする冬は、1サイズの余裕を見ておくと動きやすくなります。

防護層は、鎖で傷ついたり、大きく汚れたりしたら、使い続けずに交換を検討します。洗い方や保管は取扱説明書に従ってください。

チェーンソー本体の選び方はチェーンソーの選び方に、刃の手入れはチェーンソーの目立てガイドにまとめました。機種を比べるなら、エンジンチェーンソーおすすめ7選と充電式チェーンソーおすすめ4選が参考になります。


チェーンソー防護ズボンのFAQ

チェーンソーの防護ズボンは必ず必要ですか?

法令上の義務は作業の内容で変わりますが、脚への切創は重大事故につながります。業務で使う場合は、労働安全衛生法に基づく特別教育と保護具の着用が求められます。家庭での使用でも、防護ズボンかチャップスの着用をおすすめします。

防護ズボンとチャップスはどちらがよいですか?

ズボン型は体に沿って動きやすく、脱げにくい点が利点です。チャップス型は手持ちの作業ズボンの上から着けられ、着脱が速い点が利点です。使う頻度が高いなら、ズボン型が落ち着いて使えます。

EN381のクラス1とはどういう意味ですか?

チェーンソーの防護具に関するEU規格で、クラス1は鎖の速度が20m/sの条件で試験される等級です。クラスの数字が大きいほど、想定する鎖速度が高くなります。使う機種の仕様と、商品ページの記載で確認してください。

防護具をつければ事故は起きませんか?

防護具は切創を和らげる備えで、事故が起きなくなるものではありません。キックバックを避ける持ち方や、足場の確保など、取扱説明書の手順を守ることが前提です。

サイズはどう選べばよいですか?

ズボン型は、ウエストと股下の寸法表で選びます。チャップス型は、ウエストの調整幅と丈を確認します。重ね着する冬は、1サイズの余裕を見ておくと動きやすくなります。購入前に必ず寸法表を確認してください。


まとめ:チェーンソー防護ズボンの選び方

脚の保護は、頻繁に使うならズボン型、短時間の剪定ならチャップス型が目安です。足・手・目の装備も、規格の記載を確認して揃えます。装備と取扱説明書の手順を合わせて守ることが、安全の前提になります。